なかなか返済してくれない滞納者に対して、債権者がしてくる最終兵器が「弁護士」です。しかし、弁護士が登場したら、安心してもOK。世の中の仕組みを理解していれば基本的には怖くありません。
弁護士が登場するまでの過程を簡単に説明しますと、
まず、カードローンの返済が出来なくなと、借金の取り立てしてくる相手がどんどん変わっていきます。具体的には、
銀行系カードローン会社 → 債権回収会社 → 弁護士事務所
と、変わっていきます。
■弁護士事務所が督促業務をしてくる理由は最後の追い込みです!時効まであと少しとなります■
時効の1-2年前になると、債権回収会社も「諦めて債権を捨てる(売り飛ばす)」ことを考えだします。債権を捨てるということは、債権者にとっては「損失」となりますが、損失が増えればその分支払う法人税等が安くなるのでメリットもあります。
法人税を下げるためには、債権回収を頑張っているふりをしないといけません。ろくに回収業務をしていないと「税務署」が認めてくれないのです。だから、コストはかかりますが弁護士に回収業務を委託したりするのです。
弁護士事務所は、いちおう督促電話と督促ハガキを定期的に送ってきますが、自宅訪問は、ほぼしてこきませんし、裁判すらしてきません。そんな暇があったら別の案件でお金を稼ぐでしょうし、債権回収会社が損するだけです。弁護士の主な仕事は、弁護士というネームバリューを使って「法的手段をとるぞ!」と脅してくるだけです。
弁護士と聞いただけで慌てて電話連絡してしまい、時効の成立が失敗してしまうケースが一定数あるようで、「無知」以外のなにものでもありません。
弁護士だろうが、無視しておけば、時効まであとわずかなのです。
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