【実践】時効の援用が出来る人、できない人がわかる簡単チェックシート!

時効の援用書のテンプレートと成功率を上げるためのチェックリスト

※時効の援用が成功するか心配の人は、まずは以下のチェックリストをしっかりと確認して、成功率を高めてください

◼️時効の援用が出来るか、出来ないのか?簡単にわかるチェックシート

以下の日付から最低5年経過している人は「出来る!」

  • 最後に1円以上返済した日
  • 保証会社があなたの変わりに返済した日(※1 代位弁済)
  • 督促電話、督促ハガキに対して、返信するなど、なんかしらのACTIONを起こしてしまった(※2債務の承認)
  • 自宅訪問されて、返済をしてしまったり、返済計画の話を少しでもしてしまった(※2債務の承認)

以下の場合は10年経過している人が「出来る」

  • 裁判を起こされてしまって負けが確定してしまった場合

※信用金庫系カードローンなどの借金は5年では無く、10年間

※随時更新します。

※1 代位弁済とは?

たとえば、「三井住友銀行カードローン」であればSMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)が保証会社になっているのですが、もしも3か月間滞納を続けてしまうと、あなたに代わって保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)が滞納した全額を支払ってくれるのです。

これを代位弁済と言いまして、時効の援用成立に向けて、この日からスタートとなるのです。

しかし、保証会社も同じく金融機関となりまして、あなたの借金を返済しなればならない義務が残ります。代位弁済してもらったからといって借金が無くなるわけではないのです。

ちなみに、時効の援用って誰宛てに主張すればいいのか?わからないと思いますが、最終的に求償権(きゅうしょうけん)をもっている債権者になりますので、SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)宛てに主張することになります。ただ、債権というものが、まったく別人の第三者に「譲渡」されている場合もあります。この場合は、書面にて「債権譲渡」の案内が届くので、無くさないように保存しておきましょう。もちろん債権譲渡されていた場合は、SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)宛てに主張しても意味がありませんから要注意です。

※2 債務の承認とは?

簡単に言いいますと、「借金を認めること」になります。認めてしまえば時効の援用までふりだしに戻ってしまいます。

具体的には?


借金の一部を返済した、
借金の返済計画について相談してしまった、
借金を認める発言をした、
借金を認める文書を相手に渡してしまった(和解の提案など)

うっかり督促電話に出てしまって、「今は払えない」とか、「来週には払いますから」とか適当なこと言って電話を切ってしまったら債務の承認になるので、5年間は時効の援用が出来なくなります。

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